イスタンブールの魅力の一つとしてあげられるのは、ビザンツやオスマン帝国時代など長きにわたる歴史がつまった建築物。
桁違いの大きさや息をのむような繊細な装飾に圧倒されるでしょう。
今回紹介するのは、初めてのイスタンブールで訪れたい王道観光スポット7選。
世界遺産「イスタンブール歴史地域」に登録されている名所(市場を除く)で、一つ一つ見応えがあります。
ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
アヤソフィア
現在はモスクに
教会、モスク、博物館と変遷を経て、2020年からはモスクとして公開されています。
スルタンアフメット地区でも圧倒的な存在感を放つ建物です。
中には絨毯がひかれ、土足厳禁。礼拝中は中には入れません。
露出の多い服装はNGで、女性はスカーフで髪を覆う必要があります。服装に気を付けましょう。
スルタンアフメット・ジャーミィ
別名ブルーモスク
スルタンアフメット広場を挟んで、アヤソフィアと対峙するように建つスルタンアフメット・ジャーミィ。
ブルーモスクとも言われ、ブルーを基調とした中の装飾は息をのむ美しさです。
2023年、6年ほど行われていた修復工事が終わり、ようやく全貌が見られるようになりました。
トプカプ宮殿
オスマン帝国の舞台
長きにわたってオスマン帝国の舞台だった宮廷。
広い敷地は第4庭園まであり、それぞれの庭を囲むように独立した建物があります。
ハレムや宝物館は特に人気のエリア。
日本でも放送されたトルコドラマ『オスマン帝国外伝』を観られた方には特に外せないスポットですね。
地下宮殿
2022年にリニューアルオープン
2022年にリニューアルオープンした地下宮殿。
ビザンツ帝国時代の地下貯水池で、薄暗い地下に336本もの古代ギリシャの柱が並んでいます。
逆さのメデューサは必ず見ておきたいスポット。
なんとも言えない不思議な雰囲気が残りつつも、現代アートの展示などが加わりスタイリッシュさも兼ね備えています。
グランドバザール
世界最大級の屋根付き市場
世界最大級の屋根付き市場で、お土産から日用品まで何でもそろいます。
オスマン帝国時代の建物で、トルコの雰囲気をたっぷり感じられる市場です。
スルタンアフメットからも徒歩圏内で、スルタンアフメット地区の観光と合わせて見ておきたいスポットです。
エジプシャンバザール
お土産を揃えるのにおすすめ
ガラタ橋近くにあるこちらも屋根付き市場。
グランドバザールより規模は小さいですが、明るく活気のある雰囲気です。
お菓子や陶器、スカーフなどトルコらしい土産物が一通りそろっています。
コンパクトな作りなので、買い物しやすいのもこの市場のいいところ。
スュレイマニエ・ジャーミィ
スマン帝国最盛期のモスク
スマン帝国最盛期の皇帝であるスュレイマン1世の命で作られたモスク。
トルコでは誰もが知る有名建築家スィナンが設計したことでも知られています。
エジプシャンバザールから1kmほど丘を登ったところにあり、庭園からはイスタンブール市街を見晴らせますよ。
スュレイマン大帝と妃ヒュッレムの霊廟、またスィナンの霊廟も敷地内にあります。
まとめ
歴史を肌で感じられる街
旧市街には長い歴史を肌で感じられる壮大な建物が点在しています。
スルタンアフメット地区を中心に観光スポットが集中しているので、個人でも回りやすいエリア。
世界遺産と共存する旧市街のおすすめスポット、ぜひ満喫してみてくださいね。