イスタンブール新市街の定番おすすめ観光スポット7選

イスタンブールで観光客がまず初めに訪れるのは、旧市街エリア。
アヤソフィアやブルーモスクなど歴史的な観光スポットが多く、観光客に一番人気の場所です。
一方、旧市街から金角湾を挟んで対岸にあるのが新市街エリア。
ヨーロッパの雰囲気漂うモダンな場所で、旧市街とは違った魅力があります。

今回は、新市街のおすすめ定番観光スポットを紹介します。

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イスタンブール新市街ってどんなところ?

中心地はタクスィム

新市街はヨーロッパサイドに位置し、旧市街から北へ進み金角湾を渡った場所にあります。
新市街の起点となるのがタクスィム。
旧市街からはメトロM2やフニキュレル(カバタシュ乗換)でタクスィムにアクセスできます。
旧市街に比べ、開放的な雰囲気でヨーロッパ風の建物が多いです。
ドルマバフチェ宮殿やガラタ塔は定番の観光スポット。
バザールとは違ったおしゃれショッピングを楽しめるのも新市街ならでは。地元民で賑わうカフェやレストランも楽しめますよ。

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イスタンブール新市街のおすすめ観光スポット7選

ガラタ塔

新市街のランドマーク

新市街のランドマーク的存在。
金角湾そばのカラキョイ駅から北へ上ったところにあります。
6世紀初め頃、灯台として造られましたが一度焼失。
現在のガラタ塔は14世紀頃に再建されましたものです。
塔の高さは67m。塔上部は展望テラスになっていてレストランもありますよ。
テラスからはイスタンブールを360度見渡せます。
ガラタ塔に入場する際には、並ぶ可能性があるので余裕をもって行きましょう。
周辺の路地にはお土産やレストランなどお店が建ち並んでいます。
坂が多い場所なので、歩き疲れたらガラタ塔ビューのカフェでチャイを飲むのもおすすめです。

イスティクラル通り

ショッピングとグルメを楽しみたい方におすすめ

タクスィム広場からトゥネル駅を結ぶ約1.6kmの通りで、歩行者天国になっています。
イスタンブールのメインストリートで、ショップや飲食店がずらり。
ジーンズブラント「Mavi」や高級ブランド「Vakko」など、トルコ発のブランドショップがありますよ。
B級グルメの濡れバーガーのお店もイスティクラル通りで食べられます。
歴史あるヨーロッパ建築とテンドグラスが美しいチチェッキパサジュには、シーフードレストランが入っています。
夜には流しの音楽が来るので、雰囲気ある食事を楽しめますよ。
通りを走るレトロなノスタルジック・トラムヴァイもお見逃しなく。

タクスィム広場

共和国モニュメントが目印

新市街の中心地で、周辺にはホテルやレストランなどが立ち並んでいます。
タクスィム広場と直結する地下鉄やケーブルカーがあり、交通の便が良い場所。
イスティクラル通りの起点でもあります。

広場の中心には、1928年に建てられた共和国モニュメントがあります。
モニュメントの正面にはトルコ建国の父と呼ばれる初代大統領のアタテュルクが立っています。

ドルマバフチェ宮殿

オスマン帝国末期の豪華絢爛な宮殿

オスマン帝国の末期に、トプカプ宮殿に代わって使用されていた宮殿。
アブデュルメジト1世の命によって1856年に完成したものです。
ヨーロッパのバロック様式とオスマン様式を取り入れた豪華絢爛な宮殿です。
トルコ共和国建国後は大統領官邸として使用。
初代大統領のアタテュルクはドルマバフチェ宮殿で亡くなりました。
宮殿の時計の針は、亡くなった時刻の9時5分を指したまま止まっています。
ボスポラス海峡沿いに立つ宮殿で、庭園からは美しい景色が広がります。

軍事博物館

軍楽隊の演奏は必見


出典:User:Darwinek – Own work, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

世界有数の規模を誇る軍事博物館。約5万点が所蔵されています。
戦い続きだったオスマン帝国の軍事品や戦利品を見ることができますよ。
毎日15時から2回にわたって、軍楽隊の演奏も行われています。
メフテルと呼ばれるオスマン帝国時代に結成された軍楽隊。
迫力ある演奏は必見です。

ルメリ・ヒサル

ボスポラス海峡沿いにある要塞

ボスポラス海峡沿いのファーティフ・スルタン・メフメト大橋近くにある要塞。
対岸のアジア側には、アナドル・ヒサルが対になって建っています。
1452年にオスマン帝国のメフメット二世が約1万人を動員し、わずか4か月で完成させました。
1453年のコンスタンティノープル陥落に一役買った要塞です。
近くに電車は通っていないため、タクスィムやカバタシュからのバスでアクセスできます。

オルタキョイ・メジディエ・ジャーミィ

ボスポラス海峡の景観が美しい

ボスポラス大橋のたもとに立つモスクで、抜群の景観スポット。
大きくはありませんが、バロック式の華やかなモスク。
白とサーモンピンクを基調とした内装で、大きなガラス窓から光が差し込んでいます。
周辺にはカフェや屋台がたくさん。
特にアクセサリーや小物のお店が多いですよ。
値段も控えめなので、お土産にもぴったりです。

オルタキョイ名物と言えばクンピル。
大きなジャガイモに、自分で具材を選んでトッピングをしてもらうB級グルメです。
ちょっと大味ですがボリューム満点。
散策に疲れたら、マドやハウスカフェなどトルコの名物カフェで一休みするのもいいですね。

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まとめ

観光もショッピングも楽しめる

新市街には歴史的スポットはもちろん、ショッピングやグルメも楽しめます。
旧市街とはまた違った雰囲気で、現代のトルコが垣間見られる場所。
定番の観光スポット以外にもカドゥキョイやニシャンタシュなど、おしゃれスポットもたくさんありますよ。
旧市街の観光をし尽した後は、新市街にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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