お土産を買うならココ!イスタンブールの2大市場「グランド・バザール」と「エジプシャン・バザール」を紹介

旅行先で頭を抱えがちなお土産選びですが、イスタンブールの旧市街でお土産を買うならグランド・バザールとエジプシャン・バザールがおすすめです。
グランド・バザールは世界最大級の歴史ある市場。そして、エジプシャン・バザールは地元の人も訪れる活気ある市場です。
どちらもエキゾチックで、トルコの雰囲気を楽しめるスポット。
そんなトルコの魅力が詰まった、イスタンブールでおすすめの定番市場を紹介します。

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グランド・バザールとは

500年以上続く市場

グランド・バザールは500年以上も続く歴史ある市場です。
トルコ雑貨のほか、絨毯や金製品、日用品などあらゆるものがここで買えます。
トルコでの呼び名は「カパル・チャルシュ」。屋根付き市場を意味します。

チャイグラスやトルコランプなど、トルコらしいお土産物が所狭しと並ぶエリアは、見て歩くだけでも楽しめますよ。
アヤソフィアやブルーモスクから徒歩圏内で、観光に組み込みやすいのも嬉しいですね。

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グランド・バザールの歴史

始まりは15世紀

ビザンツ帝国時代には既に商店街があったエリアですが、グランド・バザールが出来始めたのは、オスマン帝国のメフメット2世がコンスタンティノープルを征服した15世紀頃。
当初はイチ・ベデステンとサンダル・ベデステンの2つから始まりました。
そこから建て増しを繰り返し、現在では約30,000平方メートルの広さに65の通り、約3,600店舗が建ち並んでいます。

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グランド・バザールへのアクセス

スルタンアフメットから徒歩圏内

トラムヴァイのチェンベルリタシュ駅、またはベヤズット駅から徒歩1分ほど。
スルタンアフメット駅からは1~2駅で、歩くと10分ほどの距離です。
グランド・バザールには21か所の出入り口がありますが、チェンベルリタシュ駅からはヌルオスマニエ門が、ベヤズット駅からはベヤズット門が近いです。

広すぎる場内に加え、アーケードのため外が見えないので、中はかなり迷いやすいです。 地図を活用したり、目印のお店を見つけたりして歩きましょう。お店は業種によってある程度かたまっています。

グランド・バザール商人協会発行の場内地図 icon-arrow-down

Kapalıçarşı | Kapalıçarşı Haritası

金製品
絨毯
衣料品
銅製品
テキスタイル
お土産
革製品
アンティーク
銀製品

グランド・バザールの基本情報

日曜定休

名称:グランド・バザール(トルコ語:カパル・チャルシュ kapalıçarşı)
営業時間:8:00~19:00(休:日、宗教祭日、10月29日共和国記念日)
住所:Beyazıt, 34126 Fatih/İstanbul チェンベルリタシュ駅、ベヤズット駅から徒歩1分

エジプシャン・バザールとは

明るく活気ある市場

エジプシャン・バザールは新市街と旧市街を結ぶガラタ橋近くの、賑わうエリアにあります。
店舗数は90軒ほどとグランド・バザールと比べるとかなり少ないですが、その分コンパクトに回れるメリットも。
地元の人も通うにぎやかで活気のある市場で、グランド・バザールよりも敷居が低いイメージです。
香辛料やドライフルーツなど食品を扱う店舗が多いですが、トルコ雑貨やスカーフなどの店もあり、お土産全般ここで揃えられますよ。

エジプシャン・バザールとはの歴史

18世紀頃から香辛料を扱う

エジプシャン・バザールができたのは17世紀。イェニ・モスクの複合施設として建てられました。
当初はイェニ・バザール(新市場)と呼ばれていましたが、18世紀頃からエジプトからの香辛料などを扱うようになったため、エジプシャン・バザールと呼ばれるようになります。
インドや中国、ペルシャの香辛料も入ってきたため、スパイス・バザールという別名もあります。

エジプシャン・バザールへのアクセス

エミノニュ広場のすぐそば

トラムヴァイノエミノニュ駅から徒歩3分ほど。 ガラタ橋を背に、イェニ・モスクを左手にしてエミノニュ広場側から入るのがわかりやすいです。
L字型の市場で、グランド・バザールほどの複雑さはありません。
アーケードの外にも野外市場があり、食品やそちらも楽しめますよ。

エジプシャン・バザールの基本情報

祭日以外は毎日営業

名称:エジプシャン・バザール(トルコ語:ムスル・チャルシュス Mısır Çarşısı)
営業時間:8:00~19:30(休:宗教祭日、10月29日共和国記念日)
住所: Rüstem Paşa, 34116 Fatih/İstanbul エミノニュ駅から徒歩3分

どちらの市場に行くべき?

両方行っても損はない

グランド・バザールやエジプシャン・バザールでは、ばらまき土産から高級絨毯まであらゆるものが手に入ります。
どちらの市場にもトルコ雑貨がありますが、絨毯やジュエリーなどを買いたいときはグランド・バザール、スパイスやチャイなど食品を買いたい場合はエジプシャン・バザールがおすすめ。

それぞれ雰囲気が異なるため、両方行っても損はありません。
時間がない方や日曜日に市場に行きたい方には、コンパクトかつ定休日のないエジプシャン・バザールがおすすめです。

市場で買えるおすすめのお土産

チャイグラスやロクムなど

市場で買える、トルコ土産を紹介します。
ばらまき土産なら、 ナザール・ボンジュウやロクム、せっけんなどがおすすめ。
ご自身のお土産には、チャイグラスやイズニック陶器、キリムなどがぴったりです。

雑貨:
ナザール・ボンジュウ(青い目玉の除け)
イズニック陶器(国花のチューリップ柄がおすすめ)
チャイグラス
トルココーヒーセット
トルコランプ
オリーブせっけん
ローズオイル
ターコイズ

織物:
トルコ絨毯
キリムのバッグやポーチ
スカーフ

食品: ロクム(ターキッシュ・ディライト)
ナッツ(ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、くるみなど)
ドライフルーツ(アンズ、イチジクなど)
チャイ・アップルティー
はちみつ

市場で英語は通じる?

英語はOK

グランド・バザールやエジプシャン・バザールでは、観光客が多く訪れるため英語が通じます。
場所によっては日本語が通じるお店もあります。

市場での支払い方法

クレジットカードが使える

グランド・バザールやエジプシャン・バザールともに、ビザやマスターカードなどのクレジットカードが使用できます。
現金ではトルコリラやユーロのほか、レートは悪いですが日本円が使える店も。
また、市場内には両替所が何か所かあります。

市場で注意すべきことと

スリに注意

市場の入り口にはセキュリティーゲートが設置されています。
かみそりなど刃物類を持っていると、入場できない可能性があるので注意しましょう。
また、市場はスリが多いので、人混みや財布の出し入れをする場合は特に気を付けたいですね。
貴重品は最小限に、肌身離さず持ち歩きましょう。

まとめ

値切り交渉もOK

トルコ観光に欠かせない市場歩きですが、お土産や買い物目的にはもちろん、ぷらっと歩くだけでもトルコの雰囲気を楽しめます。 電卓を借りて、値切り交渉するのもOK。
旧市街観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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