トルコのエーゲ海地方には、のんびりできるリゾート地がたくさん！特にイズミル県には、チェシメやアラチャトゥなど有名ビーチやリゾート地が点在しています。今回は、そんなエーゲ海の中でも、のんびりと過ごしたい方におすすめのリゾート地「セフェリヒサル」をご紹介。セフェリヒサルは、トルコで初めてチッタスロー（スローシティ）に登録された町です。ゆったりとした時間が流れるセフェリヒサルでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
目次
チッタスローとは？
イタリア語で「スローシティ」の意味
チッタスローとは、イタリア語で「スローシティ」の意味です。チッタスローは、スローフード・スローライフ運動が発端となり、イタリアで始まりました。地域の食文化や生活様式、また自然環境を大切にし、地域に根差した街づくりがを目指す運動です。シンボルマークはカタツムリ。ゆっくりと進むカタツムリが、人々が住む街を背負っています。日本では、前橋市と気仙沼市が加盟。トルコでは、チッタスローに15カ所以上登録されていますが、最初に登録された町がセフェリヒサルです。
セフェリヒサルとは？
エーゲ海に面した可愛らしい街並み
セフェリヒサルの観光地は、スアジュクと呼ばれるエリアで、エーゲ海に面しています。かつてロードス島からの侵攻を防ぐため、城塞がつくられた街。イズミル市内からはバスで約1時間。可愛らしい街並みの旧市街と海に面するマリーナエリアがあります。イズミルの他のリゾート地と比べると、こじんまりとしていて、観光客は外国人よりトルコ人のほうが多い印象。トルコの田舎町を楽しみたい方やトルコのリピーターで新しい町に行ってみたい方におすすめのエリアですよ。
スアジュクの地図
セフェリヒサルの見どころ
スアジュク旧市街
白い家屋とカラフルな花々が美しい
街歩きにおすすめのスポットは、スアジュク旧市街。石畳に白い家屋が立ち並ぶ可愛らしい街並み。南スペインのミハスやフリヒリアナの雰囲気とちょっと似ていますよ。ブーゲンビリアやベコニアなどの花々が街いっぱいに咲いていて、白い家屋とのコントラストが美しい！カフェやお土産屋さんもたくさん、特に女子旅にはぴったりです。128通りを中心にまわると観光しやすいですよ。
テオスマリーナ
ヨットハーバーを中心にショッピングやシーフードを楽しめる
スアジュクの港は、ヨットハーバーになっていて、夏には多くの観光客で賑わいます。ビーチではないので泳げませんが、ヨットクルーズを楽しんでみてはいかがでしょう。周辺にはショッピングエリア、シーフードレストラン、お土産屋さんがたくさんあるので、一日のんびりいても飽きることはありません。トルコのメジャー観光地より物価が安いので、お土産のまとめ買いもおすすめです。ヨットハーバーからは、旧市街の街並みを眺めることもできますよ。
オーガニックマーケット
毎週日曜日に開催
毎週日曜日の午前中にスアジュクの城壁内で開かれるオーガニックマーケット。地元の食材で作ったパンやお菓子、トルコ料理などが楽しめます。食材は全て無添加なので、安心して食べられますね。特にセフェリヒサルでしか食べられないアタパンはぜひ試してみたい一品。雑貨や日用品も並んでいて、かわいいアクセサリーもありますよ。セフェリヒサル特産品であるドライマンダリンオレンジやオリーブオイルがお土産におすすめです。
まとめ
のんびり旅をしたい方におすすめ
セフェリヒサルは、チッタスローの名の通り、人も街ものんびりとした雰囲気。白い建物やカラフルな花鉢の街並みは、特に女性に人気のスポットです。トルコの中でも特にエーゲ海地方の食事は美味しいですよ。ハーブやオリーブ、ドライフルーツなど、地元料理もぜひ堪能していただきたいです。トルコのメジャーな観光スポットは行き尽くした！という方、ぜひ訪れてみてくださいね。