エフェス観光の起点となるのはセルチュクという町。
イズミルから75kmほど南下した場所にあります。
主要都市からバスや電車で乗り入れることができます。
今回は、メジャールートのイズミル、セルチュクから一番近いリゾート地クシャダス、そしてトルコ最大都市イスタンブルからエフェス遺跡へのアクセス方法をご紹介します。
目次
エフェス遺跡はどこにあるの?
エフェス遺跡へのアクセスはセルチュクを起点に
エフェス遺跡はイズミル県セルチュクにあります。
トルコの主要観光地からはバスや電車でアクセスが可能。
セルチュク自体は小さな町で、一日あれば十分にエフェス遺跡や周辺の観光スポットをまわることができます。
セルチュクにはホテルが少ないため、宿泊はセルチュクから近いクシャダスやイズミルがおすすめです。
イズミルからセルチュクへの行き方
本数の多いミニバス or 運賃最安値の電車
イズミルからエフェスへの行き方はミニバス、バス、電車の3つ。
運賃最安値は電車です。
本数の多いミニバスや長距離大型バスはトルコでメジャーな移動方法です。
長距離大型バスでは、チャイやお菓子をサービスするバス会社が多く快適に過ごせますよ。
ミニバスはバスより快適度は落ちますが、安い運賃が魅力的です。
ちなみにトルコではバスターミナルのことを「オトガル」といいます。
個人旅行で行く方は覚えておきたいワードですね。
<ミニバス>
バス乗り場:イズミル オトガル(İzmir Otogarı)
時間帯:夏季7時半頃~21時頃(約40分毎運航)
※冬季は最終バスの時間が早まるため要確認
運賃:10TL前後(2019年8月現在)
<バス>
バス乗り場:イズミル オトガル(İzmir Otogarı)
運航会社:シャナル トゥリズム(Şanal Turizm)、エーティエス トゥリズム(ATS TURIZM)
時間:09:00発(Şanal Turizm)、 05:00・08:15発(ATS TURIZM)
運賃:約17~30TL(バス会社によって異なる/2019年8月現在)
<電車>
乗車駅:バスマーネ駅(Basmane Gar)
降車駅:セルチュク駅(デニズリ行き電車に乗車)
時間:約6本/1日
運賃:7.5TL ※2019年8月現在
イスタンブルからセルチュクへの行き方
夜行バスで、宿泊代をおさえたい方にはおすすめ
イスタンブルからバスで直接セルチュクに入ることもできます。しかし、所要時間は約9時間。
夜行バスが多数あるので、宿泊代をおさえたい方にはおすすめです。
バス乗り場: エセンレル オトガル(Esenler Otogarı)
運航会社:パムッカレ(PAMUKKALE)、METRO(メトロ)、Nilüfer Turizm(ニリュフェル トゥリズム)、エーティエス トゥリズム(ATS TURIZM)
時間:約20本/1日
運賃:約110~150TL(バス会社によって異なる/2019年8月現在)
クシャダスからセルチュクへの行き方
リゾート地から気軽に行ける
クシャダスは、エフェス遺跡から約20kmのエーゲ海沿いにあるリゾート地。
20~30分に1本、セルチュク行きのドルムシュ(乗り合いバス)が出ています。
途中エフェス遺跡の近くを通るため、予め運転手さんに「エフェスに行く」と伝えればエフェス近くで降車可能。
しかし、降りる場所は何もなく、エフェス遺跡まで15分くらい歩く必要があります。
心配な方はセルチュクのバスターミナル行ってしまったほうが安全かもしれません。
バス乗り場:クシャダス オトガル(Kuşadası Otogarı)
時間帯:20~30分毎
運賃:10TL前後(2019年8月現在)
セルチュクからエフェス遺跡への行き方
オトガルから約10分でエフェス遺跡へ
出典:B’Tian P. Dorsam, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
セルチュクオトガルからエフェス遺跡までは約3.5km。
ドルムシュ(ミニバス)が随時出発していて、セルチュクバスターミナルから、10分くらいでエフェス遺跡に到着します。
バス乗り場:セルチュク オトガル(Selçuk Otogarı)
時間帯:随時
運賃:3.5TL前後(2019年8月現在)
まとめ
主要都市からセルチュクへ直接アクセス可能
イズミル、イスタンブル、クシャダス以外にも複数の都市からセルチュクに入ることができます。
運航時間や運賃は、夏季から冬季への変わり目は特に変更になる可能性があるので、現地で必ずチェックしましょう。