ビーチだけじゃない!アンタルヤ市街地のおすすめ観光スポット7選

アンタルヤは、地中海の絶景が広がる人気のリゾート地。シーズン中、国内外からの観光客で賑わっています。コンヤアルトゥビーチやララビーチなど美しいビーチが多くある場所として知られていますが、海だけではありません。マリンスポーツなどのアクティビティが体験できたり、観光スポットも点在していたりと、プラスαの要素があるのはアンタルヤならでは。今回は、アンタルヤで絶対に押さえておきたい、おすすめの観光スポットをご紹介します。

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ハドリアヌス門

旧市街の玄関口

アンタルヤ観光の拠点となるカレイチの入り口にあるハドリアヌス門。130年、ローマ帝国のハドリアヌス帝がアンタルヤを統治したときに建てられた、歴史ある門です。270年頃一度地震で倒壊していますが、その後再建されています。約2,000年前とほぼ同じ姿を残していて、美しい精密な装飾も当時のまま。3つのアーチがあることから、別名は「ウチュ・カプラル(3つの門)」と言われています。最寄り駅の名前もウチュカプカル駅。絶好の写真スポットで、アタトゥルク通りから、ハドリアヌス門を背に写真を撮るのがおすすめ。

名称:ハドリアヌス門/Hadrian Kapısı
住所:Barbaros Mahallesi,Muratpaşa/Antalya 07100 icon-map-marker 
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時計塔

マリーナビューの絶景スポット


出典:Bernard Gagnon, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

ジュムヒュリエット通りのカレカプス駅すぐそばにある時計塔。大きく目立つので、カレイチの入り口(北側)としてわかりやすい目印になります。時計塔の北側にはバザールが、南側にはパシャ・ジャーミィがあり、トルコらしい街並みを見ることができますよ。時計塔がある広場を奥に進んで行くと、港へ降りるエレベーターがあります。そのエレベーター付近はアンタルヤのマリーナを望むビューポイントが。アンタルヤの街並みとターコイズブルーの地中海を楽しむことができますよ。

名称:時計塔/Antalya Saat Kulesi
住所:Balbey Mahallesi,406. Sk.,07040 Muratpaşa/Antalya icon-map-marker 
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イヴリ・ミナーレ

セルジューク朝時代の独特なミナレット

カレイチのランドマーク的存在で、セルジューク朝時代に建てられたミナレット(尖塔)です。高さは38m。カレイチの北側にあります。イヴリ・ミナーレの隣にあるアラアッディン・ジャーミィは、もともとはビザンツ帝国時代の教会。13世紀セルジューク朝時代にモスクに改築し、イヴリ・ミナーレも建築されました。トルコの他のエリアにあるミナレットとは少し違って、独特な形が印象的。ちなみにミナレット(ミナーレ)とは、モスクに付属する高い塔を意味しています。礼拝時間のお知らせ(アザーン)のためのもの。時計塔の広場から見えるイヴリ・ミナーレは絶景ですよ。

名称:名称:イヴリ・ミナーレ/Yivli Minare
住所:Selçuk, 07100 Muratpaşa/Antalya icon-map-marker 

カレイチ

街歩きの中心地

アンタルヤの滞在で外せないカレイチ散策。歴史がありながらも可愛らしい街並みです。カフェやお土産屋もたくさんあるので、特に女性にはおすすめですよ。オスマン時代の家屋が立ち並び、細い路地が入り組むカレイチは、中世にタイムスリップしたような雰囲気。シーズン中は、カラフルな花々で街の雰囲気に彩りが加わり、リゾート気分がよりアップ。人気のカフェは、老舗ホテルのアルプパシャ。ホテルでもありますが、日中、1階広場にあるオープンカフェは、立ち寄った観光客であふれています。かわいい小物やスカーフ、陶器など買い物もたくさんできるので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

名称:カレイチ/Kaleiçi
住所:Barbaros Mah. Hesapci Sok. No: 30, Antalya07100, Turkey icon-map-marker 

アンタルヤ考古学博物館

「疲弊したヘラクレス」に注目


出典:Ad Meskens, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

カレイチから海沿いに西へ約2km。トラムヴァイの終着点ミュゼ駅近くにあります。見た目はこじんまりしていますが、アンタルヤ近郊の遺跡ぺルゲ、アスペンドス、シデなどで発掘された数多くの展示品は見応えあり。旧石器時代の土器からイオニアやローマ時代の出土品が並び、当時の暮らしを見ることができますよ。注目は「疲弊したヘラクレス」。1980年にペルゲ遺跡に発見されたのですが、上半身が盗難に遭ってしまい行方不明に。国外に持ち出され、のちにボストン美術館にあることがわかります。トルコ側の4年間の交渉の末、2011年にようやくトルコへ帰還しました。現在は、アンタルヤ考古学博物館で展示されています。他にも見どころはたくさん。遺跡好きな方は、2時間以上余裕を持って行くといいですよ。

名称:アンタルヤ考古学博物館/Antalya Arkeoloji Müzesi
住所:Bahçelievler Mahallesi, Konyaaltı Cd. No:88, 07050 Muratpaşa/Antalya icon-map-marker 
時間:08:30-19:00(冬季は17時半まで/時間は変更される可能性あり)
料金:30TL(2019年月7時点)

カラアリオウル公園

きれいに整備された地中海沿いの公園

トラムヴァイのベレディエ駅すぐそば。歩いてカレイチから10分ほどです。地中海越しのトロス山脈を眺めることができる絶景スポット。とにかく景色がきれいです。きちんと整備された公園で、地元のトルコ人も訪れる憩いの場。公園のすぐ北側にある、約2,000年前のフドゥルルック塔も必見ですよ。広々とした公園内には、カフェやスタジアムもあります。ベンチもたくさんあるので、トルコアイスやフレッシュジュースを買ってひと息つくのもいいですね。地中海に沈むきれいな夕日も見られるので、夕方に行ってみるのもおすすめです。

名称:カラアリオウル公園/Karaalioğlu Parkı
住所:Kılınçarslan Mahallesi, Park Sk., 07100 Muratpaşa/Antalya icon-map-marker 

アンタルヤ水族館

世界最大級のトンネル


出典:Antalya Aquarium

2012年オープンした水族館。トラムヴァイのミュゼ駅から、コンヤアルトゥビーチ方面へ車で5分ほどで着きます。世界最大級のトンネル型の回廊が見どころ。地中海の海洋生物を中心に見ることができますが、魚よりも各水槽の凝ったオブジェが面白いです。水槽の中に神殿があったり仏像があったり。ちょっと変わった造りの水族館を楽しむことができますよ。水族館以外にもマイナス5度の世界が体験できる雪の世界と氷博物館などもあります。ファミリーやアンタルヤで時間がたっぷりある方におすすめですよ。

名称:アンタルヤ水族館/Antalya Aquarium
住所:Dumlu Pınar Bulvarı Arapsuyu Mahallesi No :502 Konyaaltı/Antalya icon-map-marker 
時間:9:30 – 23:00(冬季は時間が変わる可能性あり)
料金:35ドル(外国人料金/2019年7月時点)

まとめ

カレイチを中心の散策がおすすめ

アンタルヤ市街地には、旧市街のカレイチを中心に街歩きスポットがたくさん。トルコ屈指のリゾート地でありながら、街を歩くとアンタルヤが辿った歴史の奥深さに驚かされます。地中海沿いには、カラアリオウル公園やアミュゼ駅に近くには、アンタルヤで人気の絶景スポットもありますよ。海水浴やマリンスポーツを楽しんだ後は、ぜひ街の散策や遺跡巡りも満喫してみてくださいね。

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