トルコに着いたらまずはイスタンブール観光から、という方も多いと思います。
イスタンブール空港から市内までの移動はエアポートバス・地下鉄・タクシーなどがあげられますが、費用をおさえつつ快適に移動したいという方にはエアポートバスがおすすめです。
今回は、イスタンブールのエアポートバス「ハヴァイスト(Havaist)」の利用方法について紹介します。
2025年7月には、旧市街スルタンアフメット行きのエアポートバスが運行再開されていますので、旧市街メインで観光する方はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
イスタンブール空港の場所
イスタンブール空港はトルコの玄関口。
黒海近くに位置し、イスタンブール市内までの所要時間は90分前後です。
日本発着のトルコ直行便は、このイスタンブール空港から離発着します。
※2019年以前はアタテュルク国際空港が国際線のメイン空港でしたが、イスタンブール空港に完全移転しています。
エアポートバスHavaist(ハヴァイスト)とは
空港とイスタンブール市内を結ぶ
ハヴァイスト(Havaist)とはイスタンブール空港とイスタンブール各地を結ぶエアポートバスのことです。
観光の中心地となる旧市街や新市街にも運行していますよ。
ハヴァイストのメリットは、タクシーやプライベート送迎よりも費用をおさえつつ、快適に移動できる点です。
私自身、長時間フライトの後に大きなスーツケースを持って移動するのが大変なので、毎回ハヴァイストを利用しています。
約30~60分に1本の間隔で、深夜や早朝にも運行しています。
なお、イスタンブール市内は夕方など時間帯によっては渋滞があるので、余裕を持って移動しましょう。
↓公式ウェブサイトから路線や運行時間が確認できます(英語表記あり)。

Havaistの乗り場
空港の地下階にあり
乗り場は地下到着ロビーに着いたら出口(Çıkış)方向へ進みます。
Havaistのマークが見えてくるのでエスカレーターもしくはエレベーターで地下に降りましょう。
地下に下ると目の前にエアポートバスの乗り場があります。
チケット購入方法
Havaistの乗り場にあるチケットブースでチケットを購入しましょう。
現金・クレジットカードが使用できます。
観光に便利な主な路線
旧市街 スルタンアフメット(Sultanahmet)行き【HVL-11】
長らく運休していた路線ですが、路線工事完了により2025年7月に再開されました。
スルタンアフメット行きエアポートバスの停留所は、アヤソフィアとスルタンアフメット・ジャーミイの間にあります。
観光スポットやホテルが集まるエリアなので、乗客のほとんどが観光客。
スルタンアフメット周辺で宿泊する場合は、この路線を使うのが一番便利です。
また、途中の停留所には、スィルケジ方面のエミノニュ(Eminönü İskele)もあります。
旧市街 アクサライ(Aksaray Metro)行き【HVL-1】
旧市街の観光エリア近くには、もうひとつアクサライ(Aksaray Metro)行きのエアポートバスがあります。
エアポートバスの降り場から数分歩くと、トラムヴァイに乗り換えることができます。
アクサライ周辺、もしくはトラムヴァイ沿線沿いで宿泊する方に便利な路線です。
しかし、トラムヴァイの乗り換えには数分歩くので、初めての方は予めルートを確認しておくと安心です。
新市街 タクスィム(Taksim)行き【HVL-9】
新市街にアクセスするには、HVL-9 タクスィム(Taksim)行きが便利。
タクスィム駅(メトロ)から徒歩8分ほどのポイントホテル近くに停留所があります。
タクスィム駅からはメトロや地下ケーブルへの乗り換えができます。
地下ケーブルのフェニキュレルを使ってカバタシュまで行けば、トラムヴァイに乗り換えてカラキョイや旧市街方面へのアクセスも可能です。
高速バスターミナル オトガルOtogar (Esenler)行き【HVL-3】
出典:By CeeGee, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
イスタンブールのバスターミナル(Otogar)からトルコ各地に出発する方は、HVL-3オトガルOtogar (Esenler)行きに乗りましょう。
まとめ
エアポートバスであればタクシーでのトラブルなども避けられるので、初めての方でも安心です。
エアポートバスからメトロやトラムヴァイへ乗り換える場合は、乗り換え地点で少し歩くので、事前に地図をチェックしてスムーズに移動できるようにしておきましょう。