世田谷「ワサビ・エリシ」でトルコ体験!「羽根木で、小さなトルコ旅」イベントに行ってきました

東京都世田谷区にある針仕事専門店「Wasabi-Elişi(ワサビ・エリシ)」。
こちらで行われている、2022年3月19日からの3日間限定イベント「羽根木で、小さなトルコ旅」に行ってきました。

トルコや周辺諸国のワインやオリーブオイル、焼きたてパンなど、普段日本ではお目にかかれない商品が販売されています。
トルココーヒー専門キッチンカーも登場(19日のみ)。
本場のトルココーヒーも満喫できました。
私が体験してきた、小さなトルコ旅イベントの様子をご紹介します。

スポンサーリンク

針仕事専門店「Wasabi-Elişi(ワサビ・エリシ)」

以前から気になっていたワサビ・エリシ。
場所は京王井の頭線「新代田駅」近くの閑静な住宅街にあります。
店内には、オヤ(トルコのふち飾り)のアクセサリーやスカーフなど、トルコのハンドメイド雑貨などが並んでいます。
伝統的なものとオシャレなものってあまり結びつかないイメージがありましたが、こちらのものはオシャレで身に着けたくなるものばかり。
スカーフは肌触りがよくて、素人目でもいいモノだとわかります。

ちなみに、店名にある「エリシ」とはトルコ語で手仕事のこと。
普段はトルコに限らず、パラグアイの刺繍や和製ビーズなど、さまざまな手仕事ワークショップも行われていますよ。

スポンサーリンク

「羽根木で、小さなトルコ旅」イベント

現地のレアな商品がたくさん

「トルコに行きたいけど、行けない皆さんに」というイベントコンセプト。
なんともトルコ好きをワクワクさせるワードですね。

トルコワイン、オリーブオイル、コロンヤ、アラブコーヒー、ぶどうの葉など、輸入食品店でも見られないようなものが並んでいました。
東トルコの写真展示もされていますよ。

ウルベチとはナッツや種子のペースト

中でも気になったのが、ダゲスタン産ウルベチ。
ダゲスタンもウルベチも初めて聞く単語でした。
ダゲスタンとは、トルコからジョージアを挟んだ隣にある国で、ロシア連邦内にある共和国の一つ。
トルコ語で「山の国」という意味です。
人口のほとんどがイスラム教徒で、トルコ系民族も住んでいます。

ウルベチとは、ナッツや種子のペーストのこと。
現地では、ハチミツやバターを混ぜて、パンにつけて食べるのが主流のようです。

焼き立てのトルコパン

イベントでお目当ての一つだったトルコのパン、スィミットとポアチャもありました。
普段、トルコのパンはなかなか食べられないですからね。
トルコのパン職人が、その日の朝つくった焼きたてパンです。
数量限定なので早い者勝ち。

トルコのパンは、ふかふかモチモチでとっても美味しいんです。
私は、スィミットと白チーズ入りポアチャを購入しました。

日本初上陸のペットフード

動物愛が強いトルコ人

トルコのオーガニックペットフード「ボナシーボ」。
まさか、トルコからペットフードまで輸入されているとは。
確かに、トルコ人は動物を大切にしていて、人間との距離が近い。
野良猫にエサをあげるのも、猫がオープンカフェで日向ぼっこするのも当たり前の光景です。
質のいいペットフードがあるのもわかる気がします。

高品質なオーガニックペットフード

ボナシーボのペットフードは、無添加はもちろん、ホルモン剤やくず肉なども使っていない徹底して安心なものだそうです。
なおかつ、栄養バランスも考え抜かれたもの。
イベントでは、無料サンプルが配られていました。

我が家にはペットがいないのですが、通りすがりのワンちゃん連れは足を止めて見ていました。
オンラインショップで購入も可能ですよ。

本場のトルココーヒー

伝統的な方法で淹れる

下北沢のトルココーヒ専門店ザ・モスク・コーヒーが19日限定で出店。
ここは、熱した砂の上でコーヒーを煮立たせる、伝統的なトルココーヒーを出すキッチンカーのお店です。
トルコの現地新聞で取り上げられたこともあるそう。

トルコでは、ガスコンロやコーヒーメーカーを使ってトルココーヒーを作るのが、当たり前になりつつあります。
日本で砂を使って本格的なトルココーヒーを出すのは珍しく、おそらくここだけでしょう。

スタンダードなトルココーヒーのみならず、独自アレンジメニューもあります。
ウイスキーやラムが入った変わり種も。
アイス・ホットも選択可。
本場同様、砂糖の量も選べます。

カルダモン入りのトルココーヒー

私は、カルダモン入りのスパイスコーヒーを注文。
砂の上にジェズベ(小鍋)を使って、じっくり熱していきます。
1杯ごと目の前で作ってくれるので、まずは目で楽しみましょう。
紙コップに注いでくれる持ち歩きできますよ。
カップからカルダモンとトルココーヒー独特のいい香りが。
トルココーヒーって正直美味しくないものありますが、ここのは本当に美味しい!
雑味がなく、スパイスとのバランスも最高でした。
トルコ人から「トルコのより美味しいトルココーヒー」と言われたこともあるそうで、それも納得です。

店主の方は、もともとコーヒー店を開きたという思いがあって、そんな中トルコでトルココーヒーに出会ったそう。
おいしいトルココーヒーを出したい!という熱い思いが伝わる方でした。
現在はキッチンカーでの販売ですが、実店舗での販売予定もあるそうです。

追記:2022年7月に下北沢にて実店舗がオープンしました。

購入品

スィミット、白チーズ入りポアチャ、東トルコのワイン、松の実とアーモンドのウルベチ、ハーブティー、オリーブスパイスを購入。
すみれがモチーフのオヤのピアスも買いました。

東トルコのワインは、トルコ土着品種葡萄で造られたもの。
現地では美味しいと有名のようです。
直営店はオリエントのワインと食品を扱う「The Ancient World」
荻窪駅近くにあります。


早速、アーモンドのウルベチとハチミツを混ぜて、パンと一緒に食べてみました。
びんの中には、体に良さそうなアーモンド油の上澄みも出ています。
原料以外何も入っていなくて、そのままつぶした感じの自然な味ですが、とっても濃厚。
砂糖も入っていないので甘みはありません。
ハチミツと相性が良く、ピーナッツバターのような感覚で美味しくいただきました。

松の実のウルベチは、店主におすすめいただいたジェノベーゼにしてみようと思います。

スポンサーリンク

まとめ

トルコの珍しいものが買え、美味しいトルココーヒーが飲めて、楽しい世田谷トルコ旅でした。
トルコ好きだけではなく、料理やワインが好きな方にもおすすめイベント。
別日には民族楽器のライブ演奏などもあるそうです。
行かれる方は、店内のおしゃれなトルコグッズのチェックもお忘れなく。

針仕事専門店「Wasabi-Elişi(ワサビ・エリシ)」
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜、火曜
住所:東京都世田谷区羽根木1-21-27 亀甲新 ろ60
イベント情報:「羽根木で、小さなトルコ旅」
公式HPはこちらから

タイトルとURLをコピーしました