イスタンブール旧市街の穴場スポット!歴史好き必見のイスタンブール考古学博物館

イスタンブール考古学博物館は100万点を超えるコレクションを持つ、国内最大級の博物館。
中でも有名なアレキサンダーの石棺やティケの像は、思わず見入ってしまう彫刻です。
考古学博物館はトプカプ宮殿の敷地内に建つ好立地でありながらも、ゆったりと回れる穴場スポットなのです。

今回はトプカプ宮殿と合わせて見学したい、歴史好き必見イスタンブール考古学博物館について紹介します。

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イスタンブール考古学博物館とは

3つの複合博物館

イスタンブール考古学博物館はトルコで最初にできた博物館で、3つの博物館からなる複合博物館です。
考古学博物館のほか、装飾タイル博物館と古代オリエント博物館があります。
リュキア時代やギリシャ時代など、紀元前のものから幅広いコレクションを見ることができますよ。
トプカプ宮殿の第一庭園内にありますが、観光客で混雑することが少ないため、じっくり静かに見学できるのも嬉しいポイントです。

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イスタンブール考古学博物館の見どころ

アレキサンダーの石棺

アレキサンダー大王が戦う様子が描かれた石棺で、1889年にレバノンで発見されたもの。
この博物館を代表する作品です。躍動感あふれるレリーフは圧巻。
この石棺は、アテネ近くから採石されたペンテリック大理石という白い大理石からできています。
ほぼ完全な形で残っていて、保存状態の良さも必見です。

ティケの像

ティケとはギリシャ神話に登場する、運命を司る女神。
2世紀頃につくられた像です。
大理石からできているとは思えないほど柔らかで優しい印象で、細かな彫刻にも注目です。

カディシュ戦いにおける平和条約の粘土板

紀元前1286年頃、エジプト新王国とヒッタイトのシリア・パレスティナをめぐるカディシュの戦いで、勝敗が決まらず結ばれた平和条約。記録に残る中では世界最古の平和文書と言われています。
この石板には領土不可侵や相互軍事援助について記されています。
イスタンブール考古学博物館には現物が、国連本部にはそのレプリカが展示されていますよ。
この平和条約は漫画『天は赤い河のほとり』にも登場していますね。

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イスタンブール考古学博物館へのアクセス

トプカプ宮殿第一庭園内にあり

トプカプ宮殿の敷地内にあるイスタンブール考古学博物館は、トラムヴァイのトプハーネが最寄り駅。
スルタンアフメットやエミノニュからは徒歩圏内です。
トプカプ宮殿の皇帝の門から入り、少し歩くと左手に見えます。

イスタンブール考古学博物館の基本情報

チケット1枚で3つの博物館に入館可能

名称:イスタンブール考古学博物館(İstanbul Arkeoloji Müzeleri)
開館時間: 09:00 – 19:30
料金:340トルコリラ(2023年10月時点)
※考古学博物館のチケットで装飾タイル博物館と古代オリエント博物館も入れます。同じ敷地内のトプカプ宮殿とは別のチケットなのでご注意を。
住所:Alemdar Caddesi,Osman Hamdi Bey Yokuşu,Gülhane

まとめ

イスタンブール考古学博物館はツアーに組み込まれることが少なく、トプカプ宮殿のように観光客が多い場所ではありません。しかし、展示の内容は見応えがあり、特に歴史好きな方にはおすすめしたいスポット。
ぜひ、トプカプ宮殿と合わせて観光してみてはいかがでしょうか。

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