トルコの国土は日本の約2倍で、地域によって気温や気候が異なります。
日本と同じように四季があり、夏は暑くて日差しが強く、冬は寒く雪が降る地域もあります。
観光や街歩きにおすすめの季節は、過ごしやすい春と秋。
しかし、夏はビーチリゾート、冬は雪景色など、その季節ならではの楽しみ方があります。
今回は、トルコ旅行のベストシーズンと各季節の楽しみ方についてご紹介します。
目次
トルコの気候と服装
日本と同じく四季のある国
トルコは日本と同じく四季のある国。
地域にもよりますが、日本と似た気候のため、日本と同じような服装で問題ありません。
しかし、内陸は乾燥していて、朝晩は冷えたり、冬は氷点下になったりするため、重ね着できるものなど寒暖差を意識して準備しましょう。
また、トルコは日差しが強いため、夏はもちろん、春や秋でもサングラスがあると良いです。
トルコ旅行のベストシーズンは?
4~11月頃
トルコ旅行のベストシーズンは4~11月頃。
世界遺産観光や街歩きがメインであれば春か秋の旅行がおすすめです。
夏と冬は長時間外での観光が厳しい日もあるため、休憩を取りながらまわるなど、余裕を持ったスケジュールにしましょう。
トルコ シーズンごとの楽しみ方
春(3~5月)
春は穏やかな季節で観光に最適なシーズンです。
4月初旬頃まではまだ肌寒く上着が必要な日が多いですが、徐々に暖かくなりはじめます。
4月下旬頃には半袖でも過ごせる日もあるので、半袖から長袖まで幅広く準備しておくといいでしょう。
観光だけでなはなく、花など自然も楽しめるのが春のトルコ旅行のいいところ。
4月イスタンブールではチューリップフェスティバルが行われ、トルコの国花であるチューリップがいたるところで見られます。
また、ツアーで定番の世界遺産ベルガマでは、カモミール畑が見られるチャンスもありますよ。
夏(6~8月)
トルコには梅雨や台風がなく、内陸部では湿気が少なくからっとしています。
夏は強い日差しが降り注ぎ、日本よりも紫外線が強いのでサングラスは必須アイテム。
日焼け止めも準備しておくと良いでしょう。
水分を持ち歩き、熱中症には気を付けて観光しましょう。
夏はビーチリゾートもおすすめ。エーゲ海や地中海地方にはリゾート地が点在し、国外からも多くの観光客が訪れます。
時間に余裕がある方には、ボドルム、フェティエ、アンタルヤ、ボズジャ島などでゆっくり過ごすのもいいですね。
秋(9~11月)
9月上旬は暑い日が多いですが、10、11月頃は外での観光がしやすい時期です。
カッパドキア観光は外歩きが多いため、春か秋がおすすめですが、11月下旬頃から雪や降る可能性もありますので注意が必要です。
トルコの秋は特産品の収穫が多い季節。
9月:ボズジャ島でぶどう収穫祭
10月頃:エーゲ海各地方でオリーブ収穫祭
11月:セフェリヒサルでマンダリンフェスティバル
など、各地で収穫祭が行われます。
トルコ観光し尽くした方には、トルコの地方に出かけてディープなトルコ体験はいかがでしょうか。
冬(12~2月)
イスタンブールやカッパドキアなどでは冬は冷え込み、雪が降る日もあります。
そのため、ダウンや手袋など防寒対策をしっかりしていきましょう。
冬観光のメリットは、オフシーズンで価格が控えめなことと、雪景色と世界遺産のコラボ絶景が見られるチャンスがあることです。
なお、カッパドキアの気球ツアーは天候によって催行が左右されますが、冬はキャンセルになる可能性が一番高い季節です。気球に乗れたらラッキーといった気持ちで臨みましょう。
また、長距離バスや飛行機を使う際には、交通状況をチェックしておくと安心です。
注意したい時期
ラマダン祭と犠牲祭の時期
トルコにも祝祭日がありますが、特に気を付けたいのがラマダン祭と犠牲祭。
日本のお正月のように大型連休となり、お店や施設が休みになったり、大移動で交通機関が混んだりする場合があります。
イスラム暦の祭日のため毎年日程が異なりますので注意が必要です。
まとめ
観光するなら春か秋がおすすめ
トルコの世界遺産や街歩きを楽しみたい方は、過ごしやすい春か秋がおすすめです。
特に春はチューリップなど自然も楽しめますよ。
夏はビーチリゾート、冬は雪景色など各季節でトルコの魅力が異なります。
行きたい季節にあった観光を見つけてみてくださいね。